ゴキブリ駆除

見るに堪えないゴキブリ。できる事ならばその存在すらも視界に入れたくないと思ってしまう方は多いのではないでしょうか。そんなゴキブリは一度室内に入ってしまえばそそくさと早い足で逃げ回り、その高い繁殖能力からどんどんと仲間を増やしてきます。そんなゴキブリの特徴から駆除にかかる作業までの流れをご紹介いたします。

■ゴキブリの代表的な種類

• クロゴキブリ：体長30～40mm程度で黒褐色な色をしており、日本全国に発生します。一般家庭に多く見られ、1回の繁殖で15～20個程度の卵を生みます。成虫は6～7カ月生きる事ができるため、その期間でたくさんの卵を生み繁殖してしまいます。
• ヤマトゴキブリ：日本在来種で北海道・本州に生息し、室内だけではなく室外にも生息しています。一生に7回程度卵を生み、成虫は3～6カ月程度生きる事ができます。
• ワモンゴキブリ：日本で室内に発生するゴキブリの中で一番大きな種類です。昔は温かな気候の沖縄や九州地方に生息していましたが現在は日本のどこでも広く見られます。一生に10～85回産卵し、成虫は7カ月程度生きることができます。
• チャバネゴキブリ：黄褐色の体で11～15mm程度の比較的小さなゴキブリ。全国各地で繁殖しており飲食店などによくみられる種類です。一生に3～7回産卵し、成虫は4～5カ月生きる事ができます。チャバネゴキブリは薬剤に対しての抵抗性を持つものが出てきている為駆除に苦戦することも。

■ゴキブリの繁殖能力の高さについて

ゴキブリは1回の交尾で何度も産卵することができるためそもそもの繁殖能力が高い事に加え、生みつける卵の殻が固く頑丈なことから殺虫剤の薬剤が中まで届かず卵の状態での駆除がとても難航するのです。そのため徹底した駆除を行う事自体が難しいのです。そのうえ、卵を産卵するメスのゴキブリは中々姿を現さない事も特徴の一つ。だから、ゴキブリのメスとオスが建物内に侵入してしまったら、徹底した駆除を行う事はとても難しいのです。

■ゴキブリがもたらす影響について

• 糞や死骸によるアレルギー反応：ゴキブリがする糞や、死骸から発生するアレルゲンによって人体が反応しアレルギー症状を引き起こす事があります。
• 家電や家具などの故障の原因；ゴキブリは雑食のためなんでもかみついてしまいます。そのことから室内にある家電のケーブルをショートさせてしまったり、書物や家具を傷つけられます。
• 病原菌：サルモネラ菌や赤痢菌、小児麻痺ウィルスなどといった人体に影響を及ぼす病原菌を運び込んでしまう事が一番の悪影響です。そのため、ゴキブリを見かけたら徹底した駆除を早急に行う事が本当に重要なのです。

①ゴキブリの生息箇所を確認

まずはその建物内のどこにゴキブリが生息しているのかを確認していきます。ゴキブリが好む場所や、食べかすなどのゴミが溜まりやすい箇所を重点的に探していきます。

②専用薬剤の注入

ゴキブリの好む生息ポイントを確認できたら、その場所に専用の薬剤を注入していきます。しっかりと工程を踏むことで徹底したゴキブリ駆除を行う事が出来ます。

③ゴキブリ発生の状況の改善

ゴキブリが好む環境下を少しでも改善していきます。ゴキブリは食べかすやゴミなどを好み住処にしているケースがあるため、可能な限りそういった状況を排除していきます。こうすることで再発防止に努めていきます。

ゴキブリ駆除は、見かけた1匹を対象に行うのではなく見えていない奴らにまでしっかりと駆除施策を施せるかどうかが再発防止のかなめになります。一度の駆除で根こそぎ退治していく事で徹底した安心をお届けいたします。まずは今の現場の状態を確認させてください。適切なアドバイスの元、最適な方法で安心をご提供いたします。